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どこか懐かしいスーダン節

アラビア語の話術も専門技術もない私でも、スーダンに行くと喜ばれる一発芸がある。


「♪マーイヤ、マーイヤ」の歌である。



初めてスーダンを訪れたとき、
出発前にハルツーム大学の仲間がお別れ会を開いてくれたことがあった。

いつもは日差しがまぶしい支援室の庭を真っ暗の闇が包み、
スーダンの浅黒い友だちの顔を、
ぼうっと街灯が照らし出している中、


飲めや(ジュースや紅茶だけど)
食えや(お菓子やフルーツだけど)
歌えや
踊れや

の大盛り上がり。

皆机でリズムを取って、スーダン節を合唱している。


「せっかく私たちをもてなしてくれているのだから、私たちも日本の歌を歌おう」
と皆で話し合い、名曲「空も飛べるはず」を3人で歌い出した途端、



・・・拍子抜け。


皆、曲にのって手拍子をしようとするのだが、
どうしてもリズムが取れない。
それまでの賑わいは徐々に静まり、皆、唖然と私たちを見ていた。


そのとき知ったのだ。
「スーダン節は、Jポップではないのだ。」

でも、どこか懐かしいこのテンポ。



・・・演歌である。


道理でアブディンが日本の演歌が好きなわけである。

拳の入れ方、微妙な音程の上がり下がり、
どこかルーツを同じくするのでは、と思うほど。



ということで、私も友人に頼んで一曲教えてもらった。

最初、音程やリズムがまったく取れなくて苦戦したのだけれど、
一度身につくと、1年後の渡航でも歌えるものである。

皆、「あすか、マーイヤ、マーイヤを歌って!」というので、
恥ずかしがりつつも歌うと、皆一緒に歌い出す。
拍手とアンコールの嵐。
スーダンの人と文化を共有できた、と嬉しくなる。



ちなみに曲を教えてくれた友人は、
録音した彼女の肉声を誰にも聞かせてはダメよ、と念を押した。

「女性は、家庭内と女性の世界がある。
 外の男性には、自分のプライベートな部分(肌や髪等)を見せることはもちろん、
 自分の歌っている声も聞かせてはいけないの。」

と教えてくれた。
まっすぐな目だった。
自分の大切なものは、そんな簡単にはさらけ出さない。
奥深いイスラムの純粋さを感じた。



そんな思慮深さのないのん気な外国人の私は、
スーダン人の受けを狙っては、仕入れた歌を披露している。


そろそろ新しい歌も仕入れなくては、本当の一発で終わってしまいそうな気がする。





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